作曲 : 梶浦由记 作词 : 梶浦由记 静しずけさから歩あるき出だす まだ見みぬ愛あいの景色けしきへ この痛いたみを信しんじたいの 夜よるを越こえて 貴方あなたが触ふれた胸むねに優やさしい傷きずが一ひとつ 隠かくしていた涙なみだが紅くれないに零こぼれ落おちて 冷つめたい肌はだの上うえにやっと灯ともした花ばなびら 私わたしがここにいる さいわいを歌うたうよ もう夢ゆめも終おわる 星ほしくずが消きえる頃ころ ねえ、生いきていると分わかるほど抱だきしめて 静しずけさから生うまれて まだぬくもりも ただいのちに届とどきたいの 夜よるを越こえて なつかしいなつのあめ 私わたしを見送みおくってね 信しんじ合あう始はじまりへ 泣なきながら行いけるように よろこびもかなしみも 刻きざみつけたい深ふかく 貴方あなたとここにいる さいわいの 星ほしくずが消きえる頃ころ 初はじめて見みる光ひかりの中なかで その瞳ひとみで くちづけで 恋こいした跡あとを下ください 生いきることに貫つらぬかれて泣ないてみたい 静しずけさから歩あるき出だす まだ見みぬ遠とおい夜明よあけへ ただ願ねがいを叶かなえたいの 夜よるを越こえて