遠くに見えた 私たちの闇 風を纏う間には 忘れさせて この世界に 耐えられはせずに この道を歩くの 行方知らず 白む空の向こう 私を 私の火を 教えてくれた赤い光には ただ目をつむるの 祈りにも 悲鳴にも異なる声をあげて 今すべてが止まるようにと 願いを心から言った 遠くに見えた 音の無い光 あのいかづちすらも 今は彼方 あの嵐を 逃げてこれたのね 風を纏い飛んだ あの鳥達 いつか 抱いた夢 花 貴方の声まで 満ちあふれたもの全て消えても 逢いたいと思ったら ねぇ いつか闇の果て 心の奥にいても 溢れる陽を 思い出したら 「帰ろう」と貴方から言って 帰るわ