[00:55.07]灯りを消したのは時計の針が二時を越えたあたり。 [01:06.75]ため息の数だけディスプレイに映し出される虚構。 [01:22.12] [01:30.84]忘れ物が何かということすら忘れてしまったな。 [01:42.78]星降る夜なのに、窓の外を見ることも無く眠る。 [01:53.47] [01:53.97]その孤独と手を取り合うあなたはとても美しい。 [02:06.20]でも、未来と手を取り合うあなたは更に美しいでしょう。 [02:30.51] [02:47.35]灯りを点けたのは時計の針が四時を越えたあたり。 [02:58.71]21号にはまだ静けさが残り車も無い。 [03:09.43]さあこれから僕は行くよ。あの坂道を越えていくよ。 [03:21.45]そのままあとに続け。理由なんて最後に探せるよ。探せるよ。 [03:43.42] [04:07.27]もうすぐ朝は来るよ。間違いなく朝は来るよ。 [04:18.56]そうしたらあなたは、手を離しても歩いていけるだろう。 [04:34.01]行けるだろう? 故郷へ、行けるだろう。 [04:53.18]