贵方だけには 言えない事がある それは死ぬまで 言わない 鸣り响くベルに 消される 窓ごしの贵方の さよならの言叶 伤つくことに 気づかないままに 暮らし続けた あの顷は 今にして思えば 楽しかったものね 私は梦を 追えないで 一人 今 汽车にのる 贵方は何も 知らないままで この駅に 立たずんでいる 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 体に宿した 小さな 贵方の命を 抱きしめて见つめる 贵方だけには 言えない事がある それは死んでも 言わない 少年のかげりを 残したまま 伤つけた 私に気付かない 贵方の横颜が ぼやけてかすむわ 贵方は梦を 追いなさい 二度と会う事は ないかもしれない 女はいつも 梦だけ见つめて 生きてゆくことは できない 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 青春はいつも 光と影だけがおりなす 悲しいドラマに 似ている