[00:00.00]by bilabial [00:33.22]凍えた湖 まぶたに銀の木洩れ陽 [00:50.18]冬に届いた手紙を 開けるたびに [00:56.97]あなたが悲しい [01:05.07] [01:05.80]グレイの便箋 見知らぬ文字が教える [01:21.50]あなたは二度と 俺を訪ねはしない [01:33.62]眠りの汽車で旅に出た [01:38.19] [01:38.66]愛してると繰りかえした俺に 髪をゆらし微笑った [01:54.80]真冬をひとりすごすはずのヴィラに 誘えばよかった [02:10.55] [02:11.08]水鳥ながめる もの憂い午後は空白… [02:26.75]俺のこころの 静かな雪は止まず [02:41.30]あなたへ愛を閉じこめる [02:43.86]あなたへ愛を閉じこめる [02:51.91] [04:55.23]真夏の 波間で あなたとデッキにまどろむ [05:01.19]旧いラジオのJazzに この身まかせて [05:07.72]グラスをうけとる [05:12.18] [05:12.58]入江のホテルで 泊まり合わせた偶然 [05:25.06]過ぎた夏ごとの痛みがふとよぎる [05:28.59]今年はあなたが共犯者さ [05:34.41] [05:34.94]夏はふたり甘い蜜に溺れ 灼けた肌を重ねる [05:46.04]強い酒をあおるような恋に めまいさえ憶えて [05:58.71] [05:59.88]テラスにもたれて 濡れた背中を目で追う [06:10.52]ふりむくあなたを 光に奪われて [06:16.71]つかのま ため息 [06:22.14] [06:22.61]砂に 抱かれ あなたは何故に…… [06:33.43]このまま夏を止めてしまえるならば [06:39.96]すべてを棄てても 惜しくないぜ