[00:43.06 朧気に揺れてる 月に見立てた想いは 群青に染まる夕闇に 少し灯と照らして 陽が射せば 見えなくなって そんな風に 誤魔化してばかりいた 空に浮かべた 月明かり浴びて 出来るだけ 陰落とさずにいる あぁ 誰もが同じ思いなら こんなにも 独りすら怖くないのに 弓張りに傾く 君を眺めた過去(れきし)は 手懐けられずいるから また遠吠えをあげていて 変わらない昨日を 嘆いて 変わって行く今日を 恐れていたって 深く知るほど「明るい明日」は 机上のものと 気付いていても きっと誰か そんな言葉でも 月明かりの下 夢見られるなら 空想(そら)に浮かべた 月明かり浴びて 出来るだけ 声響かせている 君だって 同じ思いなら こんなにも 遠く感じることないのに