いささか色めき立つ 月曜から月曜 転がり続ける 石になりたい 高値の真珠に夢はなし 明日のことすら 保証はできぬ 私を愛してくれますか 「恋」というよりも 「心を奪われ」た ありふれた台詞ひとつで 「ある」というよりも そこに「存在」する 誰とも 違う貴方の影 にはかに浮き足立つ 月曜から月曜 羽ばたき続ける 蜂になりたい 高値の花などつまらない 明日のことなら 私が守る 貴方を愛しく思うから 「濃い」というよりも 「中身がつまって」る ありふれた日々を過ごして 「生きる」というよりも ここに「存在」する 誰とも 違わぬ私の影 「故意」というよりも 「運命的」だった ありふれたドラマみたいに 「会う」というよりも「共に混在」して 誰もが 羨む 二人の 「恋」というよりも 「心撃ち抜かれ」た ありとあらゆるその仕草で 「絆」というよりも 「確かな約束」で 誰にも 奪えぬ 二人の影