大きな雨(つめ)後の小巷(こつじ)に 花は変わらず咲くでしょう 項垂(うなだ)れる人の肩越しに 今日も光は差すでしょう 俯向(うつむ)く顔を上げて あなたを思う大事な人の 声がどこかで響いているから 幼い子供をあやすように 愛する人を思うように 心に灯った一筋の明かりを消して 絶やさずに… 笑って 笑顔を見せて 一つ一つの小さな光 大きな世界優しく綴(つづ)る 遠いとこかで 空を見上げる わたしたちの祈り届くように 並々暮れる夜を越えたら やがて明日が見えるでしょう 疲れた心を休めたら 道(どう)に歩いて行きましょう 信じて描(えが)く未来の地図