[00:15.881] 空っぽの電車で途切れた音が [00:22.782] イヤホンの向こう飛び込んでくる [00:29.500] 水滴のクラウン輪っかに広がる [00:36.294] そして緑に染まった道を進んだ [00:42.010] どこまでも どこまでも続いて [00:48.880] 僕らには まるで 何もないかのように見えた [01:09.305] どこまでも どこまでも続いて [01:16.225] 最初から まるで何もなかったのように [01:23.402] 空が ありふれた顔して [01:30.102] 笑う 笑う どうしようもない気分で [01:37.273] 僕は僕と君の声を吹き飛ばした風の音に紛れ [01:44.320] 逃げ出したい気分で唇を 寄せた [02:04.157] このまま僕ら 逆さまに 逆さまに進んで [02:12.855] 線路沿いを 歩いて [02:18.168] いつかのように 空が沈んでゆくよ [02:28.448] またこんな風にさ 逢えたらいいね [02:52.075] 空が ありふれた顔して [02:59.561] 笑う 笑う どうしようもない気分で [03:06.121] 僕は僕と君の声を吹き飛ばした風の音に紛れ [03:13.646] 逃げ出したい気分で唇を 寄せた [03:23.030] そしたらいつか あの頃の あの頃の気持で [03:32.083] ゆらり 揺れて それからいつもみたいに空が 沈んでゆくよ [03:47.110] またそんなふうにさ 過ぎ去ってしまうよ