[00:00.00] 夜景と [00:03.55]「久しぶり、会いたかったよ!とりあえず座ってよ。いろいろ話聞きたい。ワイン飲む?それとも、別のものがいい?」 [00:17.99]料理を待つ間、他愛もない会話を交わす。ふと、髪の毛を掻き揚げた彼女の耳元で光るピアスが見えた。誰からのプレゼントだろう。そんな些細なことさえも気になってしまう。 [00:37.43]「仕事どう?順調?そっかぁ~大きな企画を任されたんだ?よかったね。でも、君は誰よりも頑張り屋さんだから、ほどほどに。自分の体調とか考えてあげなきゃ駄目だよ。倒れても僕はすぐに迎えに行けないから。」 [01:00.83]彼女が笑うたびに、僕は言ってしまいそうになる。「君のことが好きだ」。でも…いま好きと言っても、ほかに好きな人がいる彼女を苦しめるだけ…それに、彼女はきっと僕を信じない。友達から僕のよくない噂を聞いているかもしれない。だから、どんなに愛してると言っても、「ほかの人にも同じこと言ってるんでしょ?」と言われてしまうだろう。 [01:39.21]君の笑顔が好きだ。その目も、その唇も、その手も…全部いますぐ抱きしめたい!こんな気持ちは初めてだ。これが…恋か? [02:00.11]「夜景、綺麗でしょ?この景色を君に見せたかったんだ。喜んでもらえたなら誘った甲斐があったかな~今日はありがとう。楽しかった。またこうやって二人で会おう?年をとって、お互いがどんな環境に置かれてもいやなんて言わないよね。だって、僕と君は友達…なんだから。」 [02:33.88]君はどんどん綺麗になっていく。まるで僕の知らない人のように。こうやって君を綺麗にしているのは誰?僕は怖くて、最後まで聞けなかった。 [02:51.49]『天なるや月日の如くわが思へる君が日にけに老ゆらく惜しも』 [03:03.11]僕の愛は永遠だけど…月日の流れで君の姿が変わっていくのは悲しい。 [03:13.04]ねぇ、僕を忘れないで。永遠に…どんなことがあっても…