[00:00.00]「遅かったね。何処で寄り道してたの、この僕を置いて?大変だったんだよ~この間の書道展が好評だったらしくて、新聞とかテレビに顔を出ちゃったから。君を待っている間、何度声をかけられたことかぁ。ごめんって?そんな言葉じゃ許せないよ~今日は返さないから。覚悟しておいて。」 [00:35.29]「ん?もうしかして、あれを見てたの?ショーウインドーに飾ってあるウェディングドレス~やっぱり女の子なんだね~君のウェディングドレス姿、きっと可愛いだろうな~でも、僕は白無垢のほうが君には似合うと思うけど。そうすると僕が袴着るの?ん~~僕はタキシードのほうが好きなんだけどなぁ~えへ?どっちでもいいじゃんって?そうだ、いいこと思いついた!両方着ればいいと思わない?そしたらお互いに似合うものが着れるよ!」 [01:22.46]「で?いつ結婚したい?明日?明後日?来週?早く君を僕だけのものにしたい~指輪買わないとね~君のこの指に似合う可愛いものを…その時、ちゃんとプロポーズする。君のご両親にも挨拶しに行かないとね~」 [01:50.49]「なんか周りに人集まってきてるよね?まあ僕が有名だから仕方ないかぁ~僕の手、離さないでね。ほら、走ろう!」 [02:09.09]『日並べば人知りぬべし今日の日は千歳の如くありこせぬかも』 [02:19.99]毎日会ってたら、噂になる。でも、こんな今日があと千年ぐらい続けばいい…君と一緒に過ごすこの日々が。 [02:34.27]もう絶対にこの手を離さない。このまま何処までも君と一緒に歩いていこう。