「うん~やっぱり僕に袴は似合わない気がする。大学の時の友達に挨拶してきたら、似合わないってバカにされたよ~でも、君はとっても似合ってる。だから、僕が言ったとおりだったろう?君には白無垢が似合うって。もっとよく見せて~とっても綺麗だ!早く皆に見せたいなぁ~僕はこんなにも綺麗な人と結婚するって。」 「僕が、これから君を一生守るよ。時には君を泣かせることもあるかもしれない…でも、もう絶対に君を離したりしない!僕が愛するのは、これから先も君だけ。君は僕の友達、だけど恋人でもある…そして今日からは、僕の大事な奥さんでもあるんだよ。また一緒に写真撮ろう?卒業式の時と同じお姫様抱っこでね~その写真は僕たちの新しい家に飾ろう~」 「何だか僕が緊張してきたかも…これ以上緊張しないように、お呪いのキスしてもいい?」 <キス> 「お願いがあるんだけど…帰ったら朝まで君をずっと抱きしめていてもいい?いやだなんていう理由ないよね~そんな顔しないでよ~早く夜になればいいのにって思うだろう?あっ、誰かが呼んでる。もう始まるみたいだ。じゃあ、そろそろ行こうか~」 『真薦刈る大野川原の水隠りに恋ひ来し妹が紐解くわれは』 ずっと愛してきた君をいま僕は抱きしめる。もう君は僕だけのもの。 君を愛している。永遠に。