作曲 : 佐藤純一 作词 : 林英樹 歪んだ日々に乾いた歌を囁く偶像を見る人がいる。 ベンチに座って、彼は表情を変えることはせずに。 言葉の瓦礫。廃墟のようなストーリー。 繰り返す話は根のない土へ。 帰ろうとしないマネキン達の宴。 そう哲学はもう消える。 ほつれようとする非対称なカーテン。 溢れ出すサイファ。 その隙間を開き今、全ての不条理が満ち満ちた部屋から 零れた光を何と呼ぼう。 怖がりもせず積み木を崩す。 リテラルなあなたの退屈な日々。 姿を隠して宗教を失くした今、誰を想って歌う? 消えてしまいそう。 その窓は可視化され、遍くサイファ。その深淵を覗き見る。 全ての不条理が満ち満ちた部屋から零れた奇跡を何と名付けた? ああ君が視たその色。 わからずに続くゲームと感情。 歪んだ日々に乾いた歌を囁く偶像を 見る人たちはやがて知るのだろう。 『僕ら』を象っていた哲学はもう消えた。 ほつれようとする非対称なカーテン。 溢れ出すサイファ。 その隙間を開き今、全ての不条理が満ち満ちた部屋から 零れた光を何と呼ぼう。 消えてしまいそう。 その窓は可視化され、遍くサイファ。その深淵を覗き見る。 全ての不条理が満ち満ちた部屋から零れた奇跡を何と名付けた? 終わり