[00:03.24] [00:07.56]嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ [00:15.21]愚カノ神ハ 奉ラレル [00:18.98] [00:26.36]生きるは毒杯 杞憂の苦しみを [00:29.99]飲み干す術を誰が授けよう [00:33.61]太陽に棲むと云う賢者の鷲 [00:37.00]羽搏きだけが谺する [00:42.52] [00:44.69]この双つの眸に宿った [00:48.64]闇と光 その何方で [00:52.29]僕は未来を [00:54.66]見つめるべきなのだろう [00:59.61] [00:59.85]渇き切った瓦礫の街 [01:03.34]点と線を繫ぎ合わせ [01:07.05]意味など無い事ばかり [01:11.22]溢れてゆく [01:14.08] [01:14.30]炎のごとき孤独 [01:17.87]抱く體 鎮めては [01:21.19]暗渠へと滴ってく雫 [01:28.62] [01:29.06]掲げる毒杯 この生は満ちても [01:32.76]焦がれる死の夢は流れ着く [01:36.35]砦に喰い込む爪 孤高の鷲 [01:39.92]羽搏きだけ 舞い上がる [01:43.82] [01:43.99]あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ [01:47.55]天と地が結ぶ場所に僕は立つ [01:51.31] [02:02.49]花実のような記憶たちは [02:06.21]焼かれ爛れ抜け殻だけ [02:09.83]あの日の魂は [02:12.47]何処へ行ったのだろう [02:17.07] [02:17.25]冷たい膚 寄せて触れて [02:20.93]胸の傷と傷を合わせ [02:24.57]再び辿るべき地図 [02:28.72]ここに刻む [02:31.65] [02:31.87]世界は見えぬ翼 [02:35.47]その黒影に隱された [02:38.72]純白の一羽 射止めよ [02:46.29] [02:46.62]生きるは祝杯 口移しの快楽 [02:50.24]渇く嗤いも息も絶え絶えに [02:53.86]まぐわいあう慰みの掌に [02:57.45]虚しさだけが脹らんで [03:01.24] [03:01.41]ああ玉砕と美しく散りゆくならば [03:05.04]恍惚の先にはまだ君が居る [03:08.59] [03:08.81]嘆キノ壁ハ 突キ崩サレテ [03:16.09]愚カノ民ハ 鏖サレル [03:19.79] [03:34.57]生きるは毒杯 愛する哀しみを [03:38.12]飲み干す術を誰が授けよう [03:41.89]月下に眠ると云う静かの鷲 [03:45.41]啼き声だけ 舞い降りて [03:49.20] [03:49.37]掲げる祝杯 わが生は満ちても [03:53.05]果敢ない死の遊戯は果てもなく [03:56.63]砦に喰い込む爪 孤高の鷲 [04:00.30]羽搏きだけが舞い上がる [04:04.03] [04:04.19]あの蒼穹に磔刑にしてくれたまえ [04:07.82]罪と罰を生む時代を僕は視る [04:16.39]终わり