何度も何度も 聞いたその声を 忘れはしないよ 凍える街 目にした 後ろ姿が君によく似てた (ただそれだけなの) 雪でボヤけた街が つい惑わせるの 重ねてしまうよ (あの日と今日とを) 通り過ぎる人波も 特に変わらない日常も あの日のまま でも君がいない 見上げた空から 降り続く雪が そっとその真っ白な 優しい声で すべてを包んでくれるような気がして まっさらに続く道に 足跡残し 繋いでく軌跡 (確かめるかのように) また積もる雪がほら その跡消したら 新しい気持ちで (また歩き出せるから) 大事に思えば思うほど 思い通りにしたいだなんて ただのエゴだって 今ならわかるのに 何度も何度も 呼んだ君の名を 今はこんなにも 遠く思うよ 今はもう 別の誰かが囁くの 過去は日々遠ざかるけど 消えるわけじゃないでしょ? 君の歩む 道がずっと 笑顔であるようにと そう願っているよ 見上げた空から 振り続く雪が そっとその真っ白な 優しい声で すべてを包んでくれる気がして 何度も何度も 何度も 呼んだ君の名を 今はこんなにも 遠く思うよ 今はもう 別の誰かが囁くの ふと君の声が 聞こえた気がして