もしアナベルがいてくれなかったなら 僕は未だに暗黒界のおしゃれ泥棒だったに違いない! しかしある日うさがり、このカーナビッツ銀行に下見に来た僕は あの麗しい瞳の虜になってしまうたんだ 17歳なの子はなんと初々しく見えたことだろう ちょっと首をかしげた仕草上目遣いのくすくす笑い 何もかもが汚れきったこの僕をすがすがしく洗い清めていくように思われた 今までに稼いだ卑しい金で、彼女に近づく気にはとてもなれなかった 僕の哲学が、僕の誇りが、何よりも僕の恋心がそんなこと許さなかったんだ それまでに集めた宝石の類を全て革袋に詰めて海へ投げ込んでしまうと、僕は真っ当な仕事についた 洗濯屋で朝から晩まで働き毛皮を痛めない特殊なクリーニング法を発明して 今ではチェーンストアを157持てる音になった アナベルのプロポーズもきちんと父親に申し入れた あの子は身持ちの固い娘だったし、何事も筋を通したかったんだ カーナビッツは僕を信用してくれた そしてアラベルも僕のことを愛してくれている 明るい午後の日差し浴びて(あかるいごごのひざしあびて) あなたと二人踊りたい(あなたとふたりおどりたい) ほほえみに涙にじむ時も(ほほえみになみだにじむときも) そのわけ問わず踊りたい(そのわけとわずおどりたい) 生きてきたのだから(いきてきたのだから) そして生きてゆくのだから(そしていきてゆくのだから) さあ 開けよう明日という名の扉を(さあ あけようあすというなのとびらを) その向こうで踊ろう(そのむこーうでおどろう) いくつもの扉を開け放ち(いくつものとびらをあけはなち) 今この時までたどり着いた(いまこのときまでたどりついた) 凍えた心抱えて目覚めた朝も(こごえたこころがだえてめざめたあさも) 暖かな光差ずつ日を信じ続けて(あたたかなひかりさつひをしんじつずけて) ふと振り返れば求めていた(ふとふりかえればもとめていた) 温もりに優しく包まれて(ぬくもりにやさしくつつまれて) 子供の頃に憧れ続けた全てを(こどものころにあこがれつずけたすべてを) 僕は貴方に見ている(ぼくはあなたにみている)