作詞:売野 雅勇 作曲:来生 たかお 編曲:梅垣 達志 沖で止めた快速船(ヨット)から水の中 投げた真珠(ピアス) 煌めいて消えた夏 六絃琴(ギター)弾く横顔に雲の影 止まる指に海鳥が騒いだね さよならで終わらない恋もあるのね 失くしたら二度とはもう 取り返せない時間で 愛の重さ知るけれど 海の底沈んでゆく涙の真珠(しんじゅ) 悲しみの深さ測れない 砂を巻いた西風に想い出が 水平線煙らせて駆けてくる 貴方の歌 ハミングで合わせても ハモれるのはマイナーのコードだけ 十月は淋しさの国ね この海 真珠貝 涙の粒(つぶ)掬(すく)い集めて 煌めく夏の恋が消えてくね 水際を裸足(はだし)のまま歩く爪先 淋しさが刺さり泣き出した 失くしたら二度とはもう 取り返せない時間で 愛の重さ知るけれど 海の底沈んでゆく涙の真珠 悲しみの深さ測れない