[00:00.00] 作词 : 双叶双一 [00:01.00] 作曲 : 双叶双一 [00:18.46]迂闊から迷宮にはまり込んだ [00:22.89]自縄自爆の晩年に [00:26.92]ああなんとも追憶の幕なしに蘇ること蘇ること [00:35.08]とうに悩みは絶えました [00:37.70]陽気な母方の血によって [00:42.82]それで僕はこれからさわぎに行くところ [00:46.04]君も連れて行ってあげようか? [00:50.93]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [00:54.88]大人 も 暇 なら 子供も 暇 だ [01:16.34]大人 たちは全員子供みたいな椅子の [01:21.86]高さで食べている [01:24.56]老人たちは可愛いニンフェットたちと [01:26.71]ニッケル渡しをしている [01:29.94]子供たちは男の子と女の子に分かれて [01:32.35]綱引きをしている [01:35.07]ここには人間が全員いて [01:37.60]全員とも酔っぱらい [01:39.64]そのほとんどが犬を連れ [01:41.89]末広がりの歌が歌われる [01:49.15]僕はスキップして表通り [01:51.62]白装束に身を包み [01:53.72]一人ミュージカルに没頭している [01:57.04]僕は仲良し一人組 [01:59.28]運命は決して僕を太らせてはくれない [02:05.19]僕のもの忘れ  僕の速記係 [02:08.63]10日おくれの思いつき [02:10.76]饒舌と寡黙のくり返し [02:14.03]ほらまた僕が僕を笑わせているよ [02:17.01]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [02:18.66]“腹痛にロマンスを与えた初めての詩人ここに眠る” [02:27.52]桜舞う墓碑の上 [02:29.74]大学生が全力で彼の詩を暗唱しているが [02:33.90]みんなぜんぜん春爛漫じゃないのだ [02:36.30]“もよおせど  もよおせど われ、覗かれ” [02:43.00]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [02:49.51]そして今度は薄化粧 [02:51.71]雨粒の1粒1粒に音符をつけてあそぶ [02:55.81]僕には天気にかかわらず [02:57.91]いつも雨傘が必要なんだ [03:03.65]皮膚はほてって枕はひんやり [03:07.06]犬が黒い闇に向かって吠えるなら [03:10.14]どうして僕にそれができない [03:13.11]どんな鍵でもひらく僕の部屋のドアー [03:16.33]やわらかな気持ちを感電させた [03:18.99]エレクトリックベッドの夢の上で [03:29.77]ところかわって遊園地 [03:32.67]水玉模様の神々を 祭った漫画の祭壇で [03:37.45]サングラスの男がソフトクリームを舐めている [03:41.53]恥辱に耐えきれず今  公衆トイレに泣きに行った [03:45.07]乙女と、彼はメリーゴーランドしたいのであった [03:50.82]彼女をつけ回す彼をつけ回す私 [03:54.32]するとコースターが 轟音を響かせて脱線していく [03:58.52]今絶対に死んではならない人たちをたくさん乗せて [04:03.79]すると男の目にはキラキラ星が見えてしまう [04:08.55]いつまでも消滅しない  彼の飛行機雲のような [04:12.68]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [04:20.78]ついでに僕は友人ユヤーン・ユヤーノヴィッチの [04:23.77]空中ブランコ大サーカスをみに行った [04:26.68]彼は吹き替え版で話す [04:28.50]「世界で何が起きていようと  私にはなんの意味もありません [04:34.94]私はただ、とぶだけです [04:37.16]いいブランコから いいブランコへ… [04:39.68]ほら、あっちのブランコのなんとエレガントなこと! [04:43.71]はやくとびつきたい! [04:46.04]教えてあげましょうか  人間の体とは [04:49.97]サーカスをするためにあるんですよ [04:53.77]きみも一度体験しておきませんか? [04:56.82]どっちに転んでも淋しくならないようなやりかたで」 [05:03.97]かつて人生を棒高跳びで 逞しくとびこえて [05:07.50]いけたかにみえて生徒たちは今 [05:10.51]成長してお母さんの背中であたたまっている [05:14.61]回文製作台としての彼らの机はもうない [05:18.60]彼らに釣られるまぬけな魚ももういない [05:22.75]走っても走ってもつまづく  アシンメトリーな [05:26.09]足をもった これらすべての者たちに [05:29.47]校長先生からあざやかな めん! [05:33.93]さて、怒りの赤ん坊はやがて 初任給で何を買う? [05:43.65]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [05:47.27]○月×日  曇り のち 曇り [05:52.94]マリー ちゃん は 最近 引きこもり [06:07.55]思うに、目が良すぎるのだ [06:10.00]それをマリーちゃんのママに教えに行った [06:12.54]「謎はすべて解けた! [06:18.61]さあ、分けてあげましょう、私の闇を [06:21.64]くもらせましょう、澄んだその目を [06:24.96]ふらせてみよう、涙の雨を… [06:28.19]いや、失礼、私は病んだり悲しんだりなどしている者ではありません [06:33.69]ただただ、暗い者です」 [06:36.50]「はいはい」と 二度頷いたマリーのママ [06:41.06]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル [06:50.41]けれど娘の焼却炉には 毎日たくさんの人が [06:54.26]来て捨てて帰るので [06:56.18]娘はもう何を見ても何も思わないし [06:59.88]髪型も まるでやる気がありません」 [07:03.99]僕は蔦の茂るバルコニーの中 [07:06.65]シチューのように彼女を思っている [07:09.86]彼女はまるで月のよう、いつも同じ部分しか見せてくれない [07:14.36](ああ横顔、あなたはなぜよこがおなの?) [07:23.65]彼女は初雪が降った日でさえ [07:26.77]まるでだれにも優しくありません [07:31.84]せっかくあげてやっているのにだあれもみていない [07:35.28]かなしい花火師たちでさえ欠伸しているよ [07:40.31]僕は人聞きの悪いことをいう専門職人 [07:44.32]この道でなんとか食べていく方法がないものかと [07:47.21]あれこれ考えている [07:49.24]いずれにせよ 僕は断じて打ち上げよう [07:52.74]火と言葉の旋律で [07:55.55]集まれ!ここは僕みたいな奴にとっての楽園 [08:00.22]昼間でも夜空なので [08:08.07]土曜 ズボン 懐かしく 膨らん だ [08:24.37]臥 待ち月の球場で [08:28.96]ああなんとも男たちのストライクの入ること入ること [08:33.47]響くこと響くこと  革グローブの硬く鍛わった [08:38.08]ボールを吸い込むその音の [08:40.19]なんとも下腹に響くこと響くこと [08:45.94]長いこと長いこと  マウンド上から枝分かれする その手足の [08:51.45]何ともすらりと果てしなく伸びること伸びること [08:54.62]さあこれでおしまい [08:57.10]いい残すことは何もない [08:59.92]一寸の悪ふざけのつもりが  地獄のように度が過ぎた [09:08.02]これらはすべて 乱視のフィルターを通して 見てきたもの [09:12.67]そして今  戻ってきた門の前で [09:15.32]ついに舌を抜かれ [09:17.05]まるで男にされた気分 [09:20.51]この先どんな退屈にも耐え抜くことが [09:22.95]できるほどの 長く骨の折れる仕事を [09:26.14]やっと片づけたわたし [09:27.51]イン・ザ・ナイト・マイ・フェスティバル