魔法をかけて私を眠らせてよ もう明日から逢えないのなら 魔法をかけて苦しみ忘れさせて 毒リンゴでも食べてしまいたい あなたがくれた指輪のあと 白く残った薬指は 二人だけのかがやく夏 駆け抜けてきた証しなの サヨナラの日が近づくのを 知らん顔してはしゃいでいた 焼けた肌のその奥で 心は泣いていたけれど 魔法をかけて私を小さくして ポケットの中連れていってよ 魔法をかけて私をとりこにした あなただからきっとできるはず サヨナラなんて言わせないで 私は涙止められない あんな熱いときめきを 知らずにいたらよかったわ 気まぐれなんて言わないでね 恋の魔法は一瞬なの? あんな熱いときめきを 知らずにいたらよかったわ