幾千の自我の崩壊 唯一は我の中に眠る 失う事に 慣れた時 訪れる平穏と 孤独を愛せ 嗚呼 どうか心を奪わないで 触れる指先で全て判る 闇夜に啜り泣いている少女 剥がれる優しさ荒れる蜃気楼 愛しい声で囁いた 息が止まる程の口付けを 欲しいと乞い求める程 心に住む鬼が嘲笑う 濡れた紅い牙 地獄の罪人が叫ぶよ 薄ら黒い魂が欲しいさ 裏切り教えてくれた人 怯えて去るならこの手で奪おう 嗚呼 どうぞその傷に触れないで 震える唇 滴る糸、、、