歳を重ねる度に思う 私を育てた母のこと 普通の暮らしを守るために どんなに大変だったかと 大人になって分かったこと 大人がみんな立派なわけじゃない 「思い描いた家族じゃない」と 何も知らずに酷いことを言った そんな私のいつも最后は味方してくれたよねぇ ママ 勝手に家を飛び出して行った時も 黙って待っていてくれた 「だってあなたは私の娘」だと この歳になって強く思う 当たり前に過ごして来た日は あなたがそっと守り続けた 私への愛 愛をありがとう 母の留守の間にそっと 荷物を取りに帰った時のこと 幼い日から今日までの私の 写真が壁を覆っていたこと ろくに話をしなくなった 私の写真を眺めては 毎晩1人に 何を思っていたの 涙が溢れ止まらなかった あなたが私にくれたものは 言葉では足りないものばかり 心の奥にあるこの気持ち 伝えきれない この年になって強く思う 当たり前に過ごしてきた日々 あなたがそっと守り続けた 愛をありがとう ずっとありがとう 「思い描いた家族じゃなくても 」 ママが私のママで良かった