見慣れた窓辺に 優しく咲いた… 出会い 流れてゆく水面(みなも)の上 光の粒(つぶ)… どこへ行くの? 追いかけてみるけど 一所(ひとところ)に留(とど)まる事 それもきっと大切と 日常の景色 抱きしめてみたくなった 君が煎(い)れたコーヒー 湯気(ゆげ)にかすむ午後 柔らかな時間が 探していた宝物 気付いた今 「ほら、頑張れ 頑張れ」 優しい目に答える 小さな庭いっぱいに 笑顔の花を咲かせたい こぼれた 涙は そよ風がさらってく 心に負けない夢と 君が居るから 大丈夫だね 「思いやってもどかしくて 余計なもの押し付けたり すれ違ってしまうけど」 解(わか)りたくて 守りたくて 悔しいほど大切で 背伸びだとしても 諦めるなんて出来ないんだ 窓でそよぐハーブ 太陽をいっぱい浴(あ)びて 小さな葉を広げ まだ見ぬ明日の空へ 育ってゆく ほら、見ててね いつかは このテーブルいっぱいに 描いた夢たちを並べて 君を招(まね)きたい 季節が 過ぎてく 香りに包まれた窓辺のテーブル越し 向かい合わせで 確かめてゆこう 水面(みなも)の光浴びて 大きくなる雫 グラスを滑(すべ)り落ち 透(す)き通った未来の地図を描いてゆく 緑の風 たたえた その瞳に答えて 小さな庭いっぱいに 希望の花を咲かせよう こぼれた 涙は そよ風がさらってく 心に負けない夢と 君が居るから 大丈夫 夢の匂い 目を閉じれば届くよ 笑顔紡ぎ合える僕らに…