雲の切れ間 地平線 夢見てた 二人きり うつむいた 私の手つかむ あなた まるで夏の光 誰かの名呼ぶ声 わたしにだけは 届いてた いつだって 傍に行きたいって 願う時 何かが 変わった…… 暮れる日差し 揺れる木々 飛び起きた 一人きり あなた霞む 檻の中では せつなさも 岸の向こうね 思い出すあの声 わたしにはそう 優しくて 遠すぎた それなのにあなたは いつまでも 私を探して…… 一度だけ触れたら 潮風はもう 冷たいの 秋が来る それなのに あなたは 波は また寄せると そう言った 何回も呼ぶ声 わたしにはもう 届かない これからも もししがみついたら あの頃の二人に 戻れる?