「愛憐歌」 作詞∶いではく 作曲∶鈴木淳 歌∶香西かおり 顔をあげれば東の空に 浮かぶ半月 黄昏もよう 遠く見下ろす 街場の灯り 二年の月日は思い出ばかり あなたの心のどこに私がいたのでしょう 聞いても写真が笑うだけ 哀しみ抱いたまま たどる道 歌う愛憐歌 道で行き交う誰もがみんな 見えるしあわせ 気のせいですか ふたつ たむけた桔梗の花と お酒の瓶がせめての想い あの頃 ふたりで飲んではしゃいでいたものを 今では哀しい彼岸会(ひがんえ)に 涙でつぶやいた あんた馬鹿 ひとり愛憐歌 夕餉の仕度も 心むなしいものだけど 明日をみつめて生きるため ため息 捨てました今日からは 夢で愛憐歌