広い肩をほどいて 九月の雨 打たれてた エメラルドの水面に ハネ上げる夏が見える 焼けつくような 胸の痛みも 遠くなるの何故? 貴方の優しさ 逃れてく 私を許して 「訳は聞かないの?」 「訳などないだろう」 抱きしめてね 色あせてく 幸せの淋しさよ 蒼い枯葉最後の キスに夢を探しても 夏の底に沈んだ 心はつぶやかないわ 愛されるたび 変わったように さよならで変わる 濡れた唇のぬくもりね 気づかないでいて さよならをあなた 冷たく 背を向けて 振り返れば 愛の欠片 想い出を刺すために 「訳は聞かないの?」 「訳などないだろう」 抱きしめてね 色あせてく 幸せの淋しさよ