呗: ろん 君は耳を塞いで  いつも一人なんだね 僕は瞼を閉じて 長い沈黙の中 君は嘘を重ねて  体が覚えている 沈んでく夕刻の頃  君を赤く染めてく 何度も君が声を枯らしても 痛みは続いてく ◇ music ◇ 君は日が落ちると  寒い思いをして 僕は触れようとして  空を切るばかりで いつか惰性に溺れ  消えてしまわぬ様に この声は残響の中  その身体すり抜けて 「神様どうか」なんて嘆いても 皮肉な運命の中 君の声は途切れて消えた 寂しい笑みを浮かべたままで 握りしめるその手の中の 深い深い傷を残して 今も覚えてるでしょ? ほら、嘘をつく癖 君の逝く世界では きっと届くはずだ -终-