聴(き)かせて懐(なつ)かしい歌(うた)を 遠(とお)くで口(くち)ずさんで 聖(せい)なる蜜(みつ)のように夢(ゆめ)のように その中(なか)で眠(ねむ)らせて どうして世界(せかい)は逆(さか)さに 無力(むりょく)に流(なが)れてくの? 夕焼(ゆうや)け いつか見(み)た茜(あかね)雲(くも) そばにいれないその代(か)わりに 銀色(ぎんいろ)の雨(あめ)が降(ふ)ってきたら 私(わたし)だと思(おも)って 涙(なみだ)を拭(ふ)いて まっすぐに肌(はだ)に落(お)ちる流星(りゅうせい) 降(ふ)り続(つづ)けて その肩(かた)に蜜雨(アムリタ) 大地(だいち)が泣(な)いている夜(よる)を 感(かん)じる心(こころ)でいて あなたの傷口(きずぐち)が痛(いた)むなら 空(そら)に願(ねが)いの弓矢(ゆみや)を撃(う)つ 銀色(ぎんいろ)の雨(あめ)が降(ふ)ってきたら 私(わたし)だと思(おも)って 時間(じかん)を止(と)めて 地平線(ちへいせん) 響(ひび)き渡(わた)る雫(しずく) 確(たし)かなもの あの日々(ひび)に蜜雨(アムリタ) 銀色(ぎんいろ)の雨(あめ)が降(ふ)ってきたら 私(わたし)だと思(おも)って 涙(なみだ)を拭(ふ)いて まっすぐに肌(はだ)に落(お)ちる流星(りゅうせい) あなたに降(ふ)る雨(あめ)になる 蜜雨(アムリタ)