物語のはじまりは ドラマチックな欲望 変わり果てたこの場所に ため息ばかり なにげない君の悩みに 自分勝手な苛立ちを覚え 書きなぐった言葉 空ろなだけで その手紙はいつか 意味を探し届くでしょう 海の底の 名もない魚は迷う 物語の果てで 犇めく暗闇に沈み 無理やり濁してしまった 大切な時間 その手紙はいつか 記憶をたどり届くでしょう 海の底の 名もない魚はウタ歌う その手紙はきっと 文字を浮かべ届くでしょう はるか遠く名も知らぬ町へと伝う