夕闇にささめくあなたの調べに溶けてく 引き寄せ合う眼差しに永遠を感じて 静かに芽吹いてく愛-いのち- 春の風にはらはらと舞い散る思いの露は 運命-ほし-の巡り狂おしくかき乱して 壞れゆく胡蝶の夢 遠ざかる足音震える背中に染みゆく 漆黒の天の海に全てを投げ捨てて あなたの幸せを願う 情熱-あい-の河はさえさえとこの身を振り動かして 声なき声響かせる虚しき日々 重ねてく雨夜の月 終わりなき嵐に打ち砕かれて果てても… 春の風にはらはらと舞い散る思いの露は 歴史-とき-に忘られようとも色褪せずに 伝うただあなただけに