戻れない日々だと"さよなら"を告げても 淋しさに押しつぶされそうになってた 苦しくて ぎゅっと目を塞いだとしても 溢れ出す涙と同じように 傷跡が今も泣いてる 歌:皆川純子 作詞:河合英嗣 作曲:河合英嗣 伊東大和 沈みゆく夕陽から ふたりの元に届く波 唇を重ねても響き合わずに掻き消される鼓動 永遠に変わることないと お互いに信じてたはずなのに ゆっくりと孤独な夜に溺れてく 肩を寄せ 微笑むふたつの花を見て 帰らない面影とスライドさせても 何一つ気付かないまま増えていった 傷跡がふたりを遠ざける 淋しさを残したままで 行くあてもないままの 人魚のようにひとりきり 波に揺れ 浮き沈みしながら 温もりを求め 彷徨ってる 傷つける事に臆病になり過ぎて 嘘重ね合ってきた 日々をいま 巻き戻せたらいいのにね 温かな夢を見ていたわけじゃなくて 優しさに憧れていたわけじゃなくて いつまでもあなたと過ごしていたかった 心からそう思ってたのに 傷跡に気付く前まで 口にしてうまく伝えられたとしたら また違う未来がふたり待っていたの? もう二度と戻れないとわかっていても 傷跡が胸を締めつけてる どれくらい歩けば笑い合えるのだろう? どれくらい涙流せば消えてゆくの? 時が過ぎ 全て忘れさせたとしても 傷跡が深く刻まれてる 傷跡が今も泣いてる