二十歳になったと 人を言うけど 私は私 今まで生きたように 生きていくしかないし でも ちょっぴり変わったとしたら 一人ぼっちが辛いことね 朝もやが私の髪を濡らし 朝露光る草を踏みしめ ふっとあなたがここに いてほしいと思う この愛を静かに見つめたくて あなたに 内緒で旅に出たの ああ そんな私の 小さないきがりを許してほしい いきなり朝もやが晴れたの 遠く白い山並み きれいなのに あなたいない 景色なんか 何も心に響かない 淋しくて 絵葉書を書いたけど あなたの住所もわからないの まだ あなたのことを そんなの 半分も知らない 私 朝日に輝く草原に 心洗うそよ風 そっとやさしく いつか来るわ ここにきっと あなたの腕に 連れられて