はるかに通り過ぎた やさしい春の日には 一日は青い海と 舟だけが僕のすべて 帰りつく日暮れ ぬれた靴さげて 迎ぎ見た夕焼け空 ささやく風を聞いていた あの頃の僕恋さえ知らないでいたのに はるかに通り過ぎた 月日はかえらないの 抱きしめた熱い望み 僕の夢も色あせた 愛は涙ぐみ さよならも知った 何となく瞳の中 淋しく過ぎる風の色 今ではただほろ苦い思い出がつづくの 船は私から消えた 愛は涙ぐみ さよならも知った 何となく瞳の中 淋しく過ぎる風の色 今ではただほろ苦い思い出がつづくの