誰もいない 冬の砂浜 海側のホームから 見下ろしてる君 通過(つうか)電車 通り過ぎたら 潮騒(しおさい)に また二人 包み込まれてく 月並みな言葉に ふたりの愛 閉ざされたね 今は若すぎるって 僕たちこのまま どこまで 流されていったら 本当の愛だと誰かが 認めてくれるのだろう ああ どこまで ねぇ 僕たち 煙る(けむる)海に 降り出した雪 手のひらに 舞い落ちて そっと溶けていった 錆(さ)びた船は 引く潮の後 夏の影 それさえも 奪い取ってゆく 月並みな言葉で 君のこころ 傷つけたね 出逢い 早すぎたねと 僕たちここから どこまで 引き返して行けば こんなに 愛しい思いを 消してしまえるのだろう ああ どこまで ねぇ 僕たち 僕たちここから どこまで 引き返して行けば こんなに 愛しい思いを 消してしまえるのだろう ああ どこまで ねぇ 僕たち