あらら 祈り 染めし春に 月に 御神楽 霞む光 然ん 波を遠つく煮ゆ 形だけを残すのだろう 会えかな 水面に 大村が揺れる 映し 出ず蝋 万華鏡 和すもなき 身を忘れ 囁くよりよ 影絵には 遣らずの歌 埋まる雪と その証 誰をおそお 背を追う?けれど 喉を焼かれ 足面なり 心だけは消せ あしない 帰らぬ 思いを お見らら散らす 映し 出ず蝋 幕間に 縋る花 降り募る 失うことも 厭わずに 羽撃く には 映し 出ず蝋 万華鏡 和すもなき 身を忘れ さらん嵐よ 起こしでも  そばにいた  あららん祈り 染めし春に  月に 御神楽 霞む光  喉を焼かれ 足面なり  貴方だけをただ求めた  遣らずの歌