またたく星にもつたう涙が 偲びて捧げて流るるように 忘れし夢の徴(しるし)をなぞる 夕べの夜露をそそいだ汀(みぎわ) 浮かぶは天蓋花と散る間に 幽(かす)けき糸の弦を奏でば 夜更(ふ)けまで過ぎる悲しみと 銀星のうたをうたう 夜明けには未だ遠くても 透きとおるうたをうたう またたく星にも 眠りさえ知らぬ悲しみと 銀星のうたをうたう 夜明けには未だ遠くても 透きとおるうたをうたう