草の花、踏みしめて歩く 其の名前知る人は居ない うたかたの浅い眠り宿う 密やかに登る月の明日 何故人は悲しみの辺に 何故一人佇んで見つめる 僕は僕の孤独を愛する いつか出会う君のために 僕は僕の孤独を愛する いつか君を愛するように 草の花、踏みしめて歩く 過ぎて行く季節なぞるように 揺ら揺れる星の波を照らす 寝顔さえ影のように映る 何故人は生まれたままに 何故一人生きては行けない 僕は僕の孤独を愛する いつか出会う君のために 僕は僕の孤独を愛する いつか君を愛するように 僕は僕の孤独に変える いつか出会う君のために 僕は僕の孤独に変える いつか君に変えれるように… 草の花、咲く頃に思う 僕だけが一人ここに残る。