旅立つ夜更けに 別れの靴音 遠くで揺れてる 小さなひなげし 予感と焦燥には 同じ風が吹いてる 未明の空を越え 見果てぬ夢追いかける 貴方の背中には 翼のかたちの祈り 薄墨色の影 見果てぬ夢追いかける 悲しい眼差しの 遠い約束になる 隠せない想いが すりぬける指先 幾千の闇から 幾億の答えを知った 今でも 黄昏うつした 鏡の向こうに 開かずの心が 波紋を描けば 風向きが変わるから 走り出す手を取って 未明の空を越え 見知らぬ時導かれ 記されか余白の それは遠い約束 隠せない痛みは いとおしさ失くして 幾千の闇から 幾億の涙を知った 今でも 孤独なたましいを謳う星よ 穢れたすべてを赦していた 隠せない想いが くちびるを震わす 幾千の闇から 幾億の光が生まれ かすかな 遠い約束