赤き衣纏いて いざ灯せや篝火 今宵廻る十六夜 祈りの祝詞(うた)捧げよ 光なき陰夜月(かげよつき) 遍(あまね)くこの地に 還りて 高く鳴り響けや 銀の鈴の音 天より降りし 御魂の声 久遠の夜天(そら) 光孕む風 祀らるる闇 いにしえの 神代つなぐ 深き静寂 昏き夜の 間(はざま)に 千と降りそそげや 黄金(ぎん)の星の矢 我に与えよ 数多(あまた)の傷 土の上に こぼれし花の色 守護(まもり)とならん とこしえに 天に響く鈴の音 今は遠き過去(まぼろし)