きっと叶いやしないだろう 爪の伸びた手のひらを隠して 自分が普通じゃないってこと 君のことが気になってたこと 全部見て見ないないことしてた 向かい合う時間に比例して 僕の尻尾が大きくなる バレないように 君を突き放すけど 触れ合いたいよ 近づけないけど 君を思ってたら すぐに牙が生えてきて どうやって愛せば 君の事を真っ直ぐ見れるの もうちょっとだけでも 収まってくれないかな 最低な嘘つき 秘密の距離は深まるばかり もういっそこのまま 獣と化して走り去りたい あなたが隠してるその体 うすうすと 気づいてはいたけど それだけを理由に どうして吠えたりするの 「そうじゃあこれまで」って そんな事言いたいんだ 薄く頬を伝う 涙がしょっぱいんだ 分かりたいよそれだけなのに あなたの優しい嘘さえ 今は愛しくて どうやって愛せば 君の事を抱きしめられるの いつだって 強がり言葉を見失う 感情に任せていつもいつも 跳ね除けちゃってさ もういっそこのまま 獣と化して走り去りたい きっと叶いやしないだろう どれだけ傷つけただろう いきなり尻尾を掴んでた君は 目を見て怯える僕をそっと どうなっても構わない どうなっても構わない どうなっても構わない どうなっても 君が好き どうなっても構わない 君を今を真っ直ぐ見るだけ 後悔はしないよ 傷つけるよかマシだ 本当の言葉を 強く強く伝えたい今すぐ 乗り切った台詞を 君は静かに受け止めてたんだ どうなっても構わない