小さな海 塞ぐ指の間 耳に残る 幾つもの声から 逃げていたの 答え 告げられなくて 追いつかない 身体 夜の風 遮る手と手 夕波の上 浮かべてた君の姿に そっと目を向けて 手の平に乗せてみた 止むことのない 雨の中 傘もささずに 一つの言葉 待ち続けているの 心赴く ままに 生きていたら 出会えていない日々よ 眠りのあと 救うものがある 歩み寄って 痛めた耳の裏側に 本当の声を いつだって 探していた 重なるように 騒ぐ音 星をまたいで 分かり合えない時代を 彷徨うだけ 夕波の上 浮かべてた君の姿に そっと目を向けて 手の平に乗せてみた 止むことのない 雨の中 傘もささずに 一つの言葉 待ち続けているの 待ち続けているの