景色を遮る ひとかけら 時代-とき-が 動き出す… 始まる憂愁 錆び果てた街を流離って 見つけた一縷の閃光-ひかり- 佇むまだ未解決の檻 そこで確かなゆめを絵描く 探るように掲げた手で(羽根がふわり) 揺らめいたひとつの 蒼穹‐そら-(水面へ咲き) 波紋を差し 写し込んだ 忘れてた涙が 今(零れだした) 生まれがす 消したかった…  疼くかすかな痛み 届け 届け 強く疾りだす声 明日を 明日を 取り涙すから 人間-ひと-はいつも 両手に抱えきれない 傍に散らばりゆく軌跡を 今も そう 拾い集めながら この街を往くの 日毎に増してく 不安との情動-こころ-のバランス 方向性-ゆくえ-を矢いそうな 思わず気の遠くなる出来事-こと-も 凡て大事な過程でしょう 知りたくて節操無く(かき混ぜてた) 無造作に踏み込む癖(心を裂き) 戻せなくて 壊してゆく… 赦せない結末-おわり-が 今(儚すぎて) 問いかけて 優しすぎた幸福-さち-が引き立つのでしょう 閉ざせ 閉ざせ 凡て見失う前に 明日は 明日は やってくるから 高く蒼穹-そら-く浮かぶ小さな欠片-ほし-へ 今も願いながう待ってる 羽根を そう 鞄に詰めながら 忘れないように… 理解したいものばかり 我侭押し付けすぎて 一ホントにこれで良かったのかた?― 戸惑う事柄-もの-に 正しい諮りは もう必要無い 此処で撰んだ結論-こと-に間偉いなど無い 届け 届け 強く疾りだす声 明日を 明日を 取り涙すから いつか此処で舞った小さな羽根に 一つ言葉を遺そう 往こう 往こう こわいモノなどないさ 明日は 明日は やってくるから どんな出来事-こと-もきっと強さに変えて そして優しい欠片-ほし- 手にして 今も そう 拾い集めながら この街を往くの 降り積もってゆく 時代-とき-の羽根 蒼穹-そら-へ 届くもで… 终わり