ああ 真冬の 北の風に 折れそうな 細い枝 ああ コートの 襟を立てて 泣きながら 帰る道 あなたの部屋のドアを 開けた時に 知らない 誰かの 真赤なパンプス 雪になれば 忘れられる ハートに降り積る 悲しみ 雪になれば 忘れられる 涙なんて 隠して このまま… ああ 1人は さみしすぎる 外燈の 灯りだけ あなたが背中ごしに 声をかける そういう 気がして 何度も 振り向く 雪になって 白く消して 枯葉を敷きつめた この街 雪になって 白く消して 胸の痛み どこかに 埋めて 雪になれば 忘れられる 1人で つぶやいた さよなら 雪になれば 忘れられる 終った恋 ちぎれて フワ フワ…