歪んだ道を一人歩いて君のこと考えた 冷たい風がほほをかすめてあたたかくなってゆく 思い出遠くなってゆくたび 僕は 季節を あぁ 越えてゆこう そう 夜明け前には 動き出す 人も街も声も 僕らにそれぞれの朝が来る こんな日も 「朝焼けの空、少し寒くて」君は立ち止まった 雨上がりのアスファルトの匂い 懐かしそうに見てた 僕らはこうやって大人になってゆく 季節が あぁ かたち変えても そう 夜明け前には すべり込む 夢も愛も歌も 涙の数だけ強くなれる どんな日も 夜明け前なら変わり出す 何か変わってゆく 明日の風さえも 僕らを味方にして