美羽:暇だからさ。わたしコッブラちゃんやる。 アナ:だから!その呼び方はやめてくださいと何度言ったらわかってもらえるんですの? 千佳:というか、いつものことながら。美っちゃんがいってることがよくわからないんだけと。 美羽:いや、暇だからさ。 伸恵:それはもう聞いた。 美羽:えん。それでコッブラちゃんやろうと思って。 茉莉:え? 美羽:つまり、今日のわたしはコップラちゃんなのよ、でもって茉莉ちゃんが私。 茉莉:私は美羽ちゃん?えーと、ううう。 美羽:だから、入れ替わるの千ちゃんは茉莉ちゃんで、コップラちゃんは千ちゃん。 アナ:つまり。ここにいる四人はそれぞれ別のだれかになりきるということですか。 千佳:また無意味なことを考えるな、まあ、別に構わないけど。 美羽:じゃあ、、はじめよう! 伸恵:ちょっとまった。あたしはどうすればいいんだ。 美羽:おねいちゃんはこれを。 伸恵:ただの蛙の縫いぐるみじゃんか。 美羽:名前はゲロンパ。口癖はゲロッピ。 伸恵:人類ですらないのか、わたしは。 美羽:ほら、ちがうでしょう。いまのおねいちゃんはゲロッピなの。 伸恵:ゲ、ゲロッピ。 美羽:ようし、じゃスタート。 美羽:hai,なんでだわもしゃべれないんです。 アナ:それ、わたしのつもりなんですが。美羽さん。 美羽:no,no.you are千ちゃんです。 アナ;わ、わたしはじゃない、アナちゃんはそんな喋り方はしませんわ、しないわよ。 千佳:アナちゃん、それじゃ変な外国人さんだよ。 アナ:千佳さん、茉莉ちゃんの真似はなかなかお上手ですのね。 茉莉:そうだそうだ、コプッラちゃんもイギリス人なら、ちゃんとした英語をつかえよ。 アナ:茉莉ちゃん、どさくさまぎれにわたしへの本音とかいってません。 茉莉:ちがうよ。今のはみうちゃんの真似しただけで。 伸恵:ゲロッピ。 美羽:えいとさ、みなんちょっといい。 伸恵:ゲロッピ。 美羽:なんかね。みんな、ぶっちゃけ変。 アナ:美羽さん言い出したことじゃないんですか。 千佳:美羽ちゃんがそれをいっちゃっだめだってば。 茉莉:わたし、はずかしかったのに。 伸恵:ゲロッピ。 美羽:やっぱり。みなんの上を行く私の演技と比べてだめね。 千佳:上というか、明後日方向に行ってたってば 美羽:つまり、自分らしくあることが一番大事なの、人まねなんか駄目ね。 アナ:いいはなしでまとめようとなさらないでください。 美羽:じぶんをしんじられないやつがひとをしんじられるか。 千佳:みごとなぎゃくぎれっぷりだね。 伸恵:ゲロッピ。 茉莉:おねえちゃん。もうそれやんなくてもいいと思うよ 伸恵:えん?なんかいった。 アナ:おねい様。ヘッドホンで音楽なんときいていらしたのですか。 伸恵:まあ。適当にゲロッピとか言っておけば、美羽も満足するとおもうだし。 美羽:ひ、ひどい。わたしをうらぎったな。 伸恵:あのな、わけのわからないかえるのやくをふっておいておこるなよ。 美羽:ああ、げろっぴ。 千佳:どうしたの、美羽ちゃん。 美羽:おねいちゃんにつめたくされたみうちゃんはそのショックでゲロンパとこころがいれかわってしまいました。 千佳:美羽ちゃんは手で動かしているそのゲロンパそういう設定なのか。 茉莉:どうしよ。美羽さんとゲロンパは。 アナ:茉莉ちゃんは、少し、人を疑うことを覚えたほうがいいと思うの。 伸恵:っで私はどうすればいいわけ。 美羽:キスして、ゲロッピ。 伸恵:またなんで。 美羽:聖なる乙女のキスはゲロンパののろいをとくのです。 伸恵:のろいて? 千佳:やらなきゃ美羽ちゃんずっとうるさいと思うよ。 伸恵:あ、しょうがないな。ほら、、目を閉じて。 美羽:やさしくしてね、ゲロッピ。 伸恵:余計なことを言わんでよろしい。千佳、ちょっと顔を貸して。 千佳:え?なに? 伸恵:@ 千佳:なんでわたしにキスさせるのよ。おねえちゃん。 伸恵:なんとなくな。 茉莉:これで美羽ちゃんはもとにもどるよね。 アナ:ええ、たぶん、 美羽:わ、わたしは。 茉莉:大丈夫?美羽ちゃん。 美羽:わたしは茉莉、ゲロンパといれかわってしまいました。 茉莉;ゲロッピ。 千佳:もうやめろってば