走れ 蒼い空の向こう側へ 夏の熱い風になって アスファルトを蹴り飛ばしたら 遠く 君の声が僕の背中に もう一度届いたから 振り向かずに手を振るよ 小さな駅のホームに 一人きりで降り立ち 立ち尽くしてた 遠く広がる空が どうしてだろう 何だか懐かしく思えたんだ あの日雲に描いた未来の僕は 何処にいるんだろう いつか作り上げた 秘密基地の鍵の在り処 覚えている プリズムより眩しい笑顔 いつも ほんのちょっと背伸びしては 胸の鼓動を高鳴らせた パノラマのような世界 青い季節はいつも 急ぎ足で時々 行き先を見失いけど 眩しい光ほど深まる陰に まっすぐ向き合えたら あの日 君とふたり 傘も差さず 走り抜けた雨の街で 震るえる手をぎゅっと握りで 今も同じような気持ちのまま 君のことを包めるかな ためらわず守れるかな 夜を駆ける 蒼い列車はもう大気圏を出れないけど 流れる灯も星たちのよう 朝が来れば きっと窓の外で 波と風が歌っている 枕木のリズムの中 走れ 蒼い空の向こう側へ 夏の熱い風になって アスファルトを 蹴り飛ばしたら 遠く 君の声が僕の胸に 今も強く聴こえるから 迷わずに駆け抜けたい