黄金の月 作詞:スガシカオ 作曲:スガシカオ 僕(ぼく)の情熱(じょうねつ)は今(いま)や 流(なが)したはずの涙(なみだ)より冷(つめ)たくなってしまった どんな人(ひと)よりも上手(うま)く 自分(じふん)のことを偽(いつわ)れる力(ちから)を持(も)ってしまった 大事(だいじ)な言葉(ことば)を何度(なんど)も言(い)おうとして 吸(す)い込(こ)む息(いき)はムネの途中(とちゅう)でつかえた どんな言葉(ことば)で君(きみ)に伝(つた)えればいい 吐(は)き出(だ)す声(こえ)はいつも途中(とちゅう)で途切(とぎ)れた 知(し)らない間(ま)に僕(ぼく)らは 真夏(まなつ)の午後(ごご)を通(とお)り過(す)ぎ闇(やみ)を背負(せお)ってしま その薄明(うすあ)かりの中(なか)で 手(て)探(さぐ)りだけで何(なに)もかも上手(うまく)くやろうとしてきた 君(きみ)の願(ねが)いと僕(ぼく)のウソを合(あ)わせて 6(ろく)月(がつ)の夜(よる) 永遠(えいえん)を誓(ちか)うキスをしよう そして夜空(よそら)に黄金(おうごん)の月(つき)を描(えが)こう 光(ひかり)をあつめて… 誰(だれ)かが僕(ぼく)のことをどこかで笑(わら)っていても 君(きみ)の明日(あした)がみにくくゆがんでも 僕(ぼく)らが二度(にど)と純粋(じゅんすい)を手(て)に入れられなくても 夜空(よそら)に光(ひかり)る黄金(おうごん)の月(つき)などなくても