チアノーゼ気味の暗い部屋の隅 憶えたくもない白黒のピアノが泣く ノイローゼ気味のまだ蛹のボクが 痛む鍵盤と踊る密室のポルカ 小さなこの箱のなかで回るオルゴール 歪んで懐かしく音色は響く いつかステンドグラスの羽根で四角いこの空の向こうへ飛べるのかな ある晴れた午後の事でした この部屋が湿度を増したのは ある晴れた午後の事でした さよならを告げられたのは ある晴れた午後の事でした 僕がボクを閉じ込めたのは ある晴れた午後の事でした アルハレタゴゴノコトデシタ ジンテーゼ気味の過去、現実、未来 排水の渦で踊る密室のポルカ 小さなこの箱のなかで回るオルゴール 歪んで懐かしく音色は響く いつかステンドグラスの羽根で四角いこの空の向こうへ飛べるのかな ある晴れた午後の事でした この部屋が面積を増したのは ある晴れた午後の事でした さよならを告げられたのは ある晴れた午後の事でした 僕がボクを裏切ったのは ある晴れた午後の事でした ヒビワレタヌケガラノボクヲ