酌み交わす酒に 一片浮かべる 山吹色の花弁 杯の上で廻る 山吹色なら 黄金を撒こうぞ 地獄の沙汰も銭次第 山鳴りのように笑う 追儺の弓も 方相氏の槍も 児戯のたわむれ 鬼ごっこほら片手で一ひねり 朋友と登る山 背中に満月 手かせ足かせの鎖 錫杖の様に鳴らせ 酌み交わす酒に 一片浮かべる 山吹色の花弁 この絆こそが金剛 山吹色なら 黄金を撒こうぞ 地獄の鬼も狂水次第 海鳴りのように踊る