作曲 : 三木たかし
 作词 : 林あまり
赤(あか)い鼻(はな)がぷつりと切(き)れた
すげてくれる手(て)ありゃしない
置(お)いてけ堀(ぼり)をけとばして
かけだす指(ゆび)に血(ち)がにじむ

さくら さくら
いつまで待(ま)っても来(こ)ぬひとと
死(し)んだひととは おなじこと
さくら さくら はな吹雪(ふぶき)
燃(も)えて燃(も)やした肌(はだ)より白(しろ)い花(はな)
浴(あ)びてわたしは 夜(よざくら)お七(しち)
さくら さくら 弥生(やよい)の空(そら)に
さくら さくら はな吹雪(ふぶき)

口(くち)红(べに)をつけて ティッシュをくわえたら
なみだが ぽろり もひとつ ぽろり

热(あつ)い唇(くちびる)おしあててきた
あの日(ひ)のあんたもういない
たいした恋(こい)じゃなかったと
すくめる肩(かた)に风(かぜ)が吹(ふ)く

さくら さくら
いつまで待(ま)っても来(こ)ぬひとと
死(し)んだひととは おなじこと
さくら さくら はな吹雪(ふぶき)
抱(だ)いて抱(だ)かれた二十歳（はたち）の夢(ゆめ)のあと
おぼろ月夜(つきよ)の 夜(よざくら)お七(しち)
さくら さくら 見(み)渡(わた)すかぎり
さくら さくら はな吹雪(ふぶき)
さくら さくら さよならあんた
さくら さくら はな吹雪(ふぶき)