作曲∶兒玉一真 作词∶兒玉一真 気付いたらいつだって俯いていた 猫背に不安を背負うようにして 聞こえる声も 向けられる視線も 僕を嘲笑ってるみたいで 耐えるように息をして 感情押し殺して 「僕はここにいるんだよ」と 叫んでも声にならなくて 閉ざした目の奥に 心を置き去りに 誰にも触れられない場所に 上っ面な笑顔と言葉で鍵をして 心に滲みこむ闇も 「お前のせいだ」と 僕が僕に怒鳴るんだ 一人モノクロの世界で 怯えるように僕を見る子猫 「お前も僕と同じ目をしてるね」 差し出した手に そっと優しく身を寄せてきて 「一人じゃないよ」と 言ってくれてんだね 耐えるように息をして 隅で塞ぎこんで 優しささえも拒んでた 傷つくことに疲れて 閉ざした目の奥に 心を置き去りに 誰にも触れられない場所に 上っ面な笑顔と言葉で鍵をして 向き合うことを避けていたんだ 本当は本当は あなたの助けを求めてる 一人モノクロの世界で 耐えるように息をした 呼吸はずっと深くて 隅から見渡した 世界はずっと広くて 最初からわかっていた 優しさも温もりも 誰よりも僕が僕のこと 遠ざけて蔑み嫌って 閉ざした目の奥に 置き去りにした心 誰にも触れられない場所に 連れ出しにゆくから 照らしてみせるから どこまでも探しにゆくから あなたに貰った 優しさを勇気に変えて 一人モノクロの世界で